Twitterで『#みんなのカメラ』というタグが流行っていたので、Twitter上で書ききれなかったことをまとめました。
作例では、『#ドールオーナーが撮ったドール以外の写真』タグ的な写真も上げていきます。
#みんなのカメラ と #ドールオーナーが撮ったドール以外の写真
2016年11月24日 更新
#みんなのカメラ
カメラとレンズの組み合わせを書いてそれで撮った写真を貼るタグ📸
貼る写真は撮って出しで、弄ったものがあればそれも。
このカメラでこんなのが撮れてこんな風に仕上げられるのかーみたいなのが見れたら楽しいなー(˘ω˘ )— 空 (@SASAKI3092) 2016年11月20日
Twitterで『#みんなのカメラ』というタグが流行っていたので、Twitter上で書ききれなかったことをまとめました。
後半では『#ドールオーナーが撮ったドール以外の写真』的な写真も作例としてアップしています。
所有機材
カメラ
まずは現在所有しているカメラから。メインは富士フィルムです。
一度X-T10を修理に出したら、かなり時間が掛かったためサブ機としてもX-T10を所有しています。
ごく稀にXZ-10(コンデジ)も使います。
- FUJIFILM X-T10(メイン機 / サブ機として二台所有)
- FUJIFILM X-M1(サブ機のサブ)
- OLYMPUS XZ-10(マクロ要員)
所有レンズ([内はマウント])
Xマウントで持っていない画角をオールドレンズで埋めるような運用をしています。
軽率にオールドレンズに手を出したらみるみる生えてきました。
- XF23mm F1.4 [X]
- XF27mm F2.8 [X]
- XF35mm F2 [X]
- Nikkor-H Auto (50mm F2) [F]
- aus Jena DDR T (50mm F2.8) [M42]
- XF55-200mm F3.5-4.8 [X]
- Helios-44M (58mm F2) [M42]
- Jupiter-9 (85mm F2) [L]
- Vivitar (135mm F2.8) [M42]
- AT-X 116 PRO DX II (11-16mm F2.8) [EF] ※ほぼ死蔵
カメラ遍歴
続いて、どうして今のシステム構成になったかということについて。
2010年 春 ~ 秋
D5000を購入し、初めて一眼レフに触れるも、思うように扱えず放置。
2010年 秋 ~ 2013年 夏
写真は携帯で撮るだけ
2013年 夏
サイクリングを初めたのをきっかけに、風景を綺麗に残したい気持ちが出てくる。
だけどコンパクトなカメラが良いと考え、OLYMPUS XZ-10(コンデジ)を購入
2013年 秋
本格的にカメラにハマり、XZ-10だけでは満足いかなくなりコンパクトさと綺麗な画を兼ね備えたミラーレス一眼を検討。店頭でX-M1に触れ、富士フィルムの画の綺麗さに一目惚れし、即購入。
2014年 秋
どんどんカメラにハマり、欲が出てきてX-M1への不満が募る(ファインダーがない、AF速度が遅い等)。
広角も欲しかったこともあり、Canon 70DとTokina AT-X 116 Pro DX IIを購入。
2015年 秋
すでに富士フィルムの画のとりこになっていた私は、70Dの画に不満を感じながらX-M1と70Dを並行稼動。
そこでX-T10に触れ、X-M1への不満点の解決、70D程ではないが改善されたAF速度を決め手にX-T10購入
2016年 初夏
実際にX-T10を稼働させてみると70Dの必要性がなくなってきたので売却。
大事な撮影前にX-T10が故障したこともあり、サブ機としてもう一台X-T10購入。
今に至る。
こうやって振り返ってみると結構迷走しているものの、後半は一気に富士フィルム沼に頭から突っ込んでます。
撮影スタイル
自然光での撮影を大事にしています。光を回すことよりも影の階調などもひとつの雰囲気作りのひとつとして楽しんでいます。
とは言え、自然光だけでは表現したいことが実現できなかったり、どうしても光を回したいときなどはあるので、そういったときはRound Flash Ringを利用しています。右側に写り込んでいる光の輪っかですね。
加工・レタッチ
基本的には撮って出しです。SS稼げない時にアンダー気味で撮影して、カメラ内にてプラス補正を掛けたり、撮影後に「うーん、これじゃない。もう少し黒を絞めたい」というときはトーン調整を行っています。
カメラ内でカバーできない範囲はLightroomで補正しています。作例はJPG撮って出しと、RAWをLRで補正したものです。
作例
<現像後>
露出をプラス補正にして、彩度、明瞭度、コントラストをマイナスに。
レンズ別作例
最後に、各レンズ毎の作例をアップしました。前述の一覧同様、[]内はマウントです。
XF23mm F1.4 [X]
所有レンズでは最も広角(※)です。
F1.4というスペックを活かして、ボケを活かした画を撮ることができます。
※実は前はXC16-50mm F3.5-5.6(初期型)を持っていたのですが、水没でお釈迦にしました。今思えばドール服を買った金で買い戻せたなぁ…。
XF35mm F2 [X]
2016年11月現在、最も使用しているレンズです。
コンパクトさもさることながら、ちょうどよい画角、堅実な画を写してくれるため気に入っています。
Nikkor-H Auto 50mm F2 [F]
堅実 of 堅実。
初めて手にしたオールドレンズが後述のHeliosだったため、「オールドレンズってのは解像感が低いもんだ」という変な先入観があったのですが、ひっくり返されました。
あと、見ていただくと分かるように1段絞るとボケが六角形になるのも好きなところ。
aus Jena DDR T (50mm F2.8) [M42]
天下のカール・ツァイス!…諸々の事情によりカール・ツァイス銘を与えられませんでしたが。
このレンズですが、前述のNikkor-H Auto 50mm F2の後に手に入れました。
解像感もNikkorより高いかというとそんなわけでもなく、Heliosの様に癖が強いわけでもなく…。
そのため「正直よくわからない」というのが本音です。故に稼働率も低く、特徴を未だに掴めていません。
銘こそ与えられなかったもののカール・ツァイスレンズには間違いない(はず)ので、良い物だとは思うんですよね…。もう少し使ってあげようかな。
XF55-200mm F3.5-4.8 [X]
背景を活かしていきたいのであまり使うことはないのですが、たまに使います。使い所としては、ボケを大きくするというより、圧縮効果を利用してドールと背景・前景の関係を標準域のレンズとは違うものに仕上げるときに使っています。
Helios-44M (58mm F2) [M42]
ソ連レンズといえばコレ、というくらい有名なレンズ。最大の特徴はやはりぐるぐるボケ。
ただ、ドール撮影においては、あえてそれを活かすことはしていません。
開放での移りはやや甘いものの、1段~2段絞るとそれなりに解像します。レンズ自体のしっとりとした描画と富士フィルムのクラシッククロームが非常に相性が良く、とても良い雰囲気に仕上がります。
Jupiter-9 (85mm F2) [L]
こちらもソ連レンズ。ポートレートレンズでは銘玉と言われています。個体差が激しいとのことなので、どの玉でも同じことを言えるかは分からないということを前提に読んで下さい。
開放では、ピントが合っているんだか合っていないんだかというくらい甘く、しかも私のシングルコート玉では逆光耐性などほぼ皆無のためフレアとゴーストのオンパレードです。ということで現代レンズでいうところの”良いレンズ”ではないのですが、だからこそ”好きなレンズ”ではあります。
F8くらいまで絞るとようやくそれなりに解像するかな、という具合です。
実際F8まで絞って撮影するシチュエーションというのはあまりないので、カチッとした画を撮るのには向いていないのかなぁ…。
最後に、かなりひどい例…wこれ、本当にこういうライティングなのではなく、逆光というか特定の角度になると謎の光が入ってくるんです。
結構絞っているのに、こんなことになるんですよね。でもまぁこれはこれで面白いので、こういったところも含めて好きかな。
AT-X 116 PRO DX II (11-16mm F2.8) [EF]
70Dを使用していた時に使っていたレンズで、今は死蔵中です。
11/2.8として使えることと、かなり寄れるレンズなので広角マクロ的に使うこともできました。
このドール撮影を初めてからはすでに使える状況に無いので、ドール撮影においてどういう画が撮れるのか試してみたいなぁ…。
まとめ
改めて振り返ってみると、富士フィルムとの出会いは非常に大きかったです。ほぼ皆無だった写真へのモチベーションが一気に上がり、そのまま今に至っています。
富士フィルムの画作りの素晴らしさはもちろんのこと、コンパクトさと機動性やEVFの恩恵でオールドレンズも難なく使えるという点において、今の自分の撮影スタイルにぴったりハマっています。
一度はCanon 70Dと二股を掛けていたものの、最終的には富士フィルム一本に戻っていることから、この沼からはなかなか抜け出せないんだろうなぁ…。